土曜日、雑誌の取材。
お店でもなくて、器でもなくて、家の…です。
ひとりの建築家のひとつの作品としての取材ですから
こういう取材、家の中をどこまで片付けるべきなのか悩む。
普段どおりの片付けレベルで良いのか、
「ありえへん」レベルまで片付けるべきなのか…。
確かに、建築家の一作品として載るのなら、
住み主としては責任を持って片付けるべきとも思うし、
でも実際に稼動していない家を見てもあまり何も感じない私としては、
多少なりとも生活感を残しておくべきか…。とも思う。
具体的に言うと、歯ブラシや洗剤は隠しておくのか否か。
私なりに悩んだ末、
「全てのアイテムを出来るだけ清潔にして放置する」という判断を下しました。
そして我が家は持ち服の少なさを見てよく驚かれるのですが、
さすがたくさんのおうちを見られているプロの方、
「持ち物はだいぶしぼられているんですね…」
とのスマートな言い回し。
私の友達が放つ、
「服、すくなっっ!!!」
とは一味違う…。
とても感じが良かったしかっこいいからこれからそう言う事にしました。
しかし当日一番楽しんでいたのは絶対にそうたろうだと思う。
優しいカメラマンさんにしきりに「ゴーオンジャーポーズ」を決め、
ゴーオンジャーのおもちゃを合体させて見せ得意げに喜んでいた…。
(もちろんの事ながら、そういうカットはまったくもってこれっぽっちも必要とされていない…)
そして挙句の果てに私は、
東京からわざわざ取材に来られたとても洗練された方々に
大阪下町今里ツアーを勧めるという行動に出る。
冷静になって考えると…、
今里うろうろさせてすみませんでした…。汗